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イギリス/アイルランドのエールビールは
スタウトやポーターだけではない!

イギリス・アイルランド・スコットランドのエールビール


イギリスのビール

パブ文化の発祥の地であり、エールタイプ(上面醗酵)のビールが主流であるイギリス。そして、スコットランドとアイルランド。

日本では、余り馴染みが無いエールビール。普段我々が飲んでいる国産のビールは、殆どがラガータイプ(下面発酵)のビール。
その為、ビールと言えばよく冷やして一気に飲むのが定番!

『ビール=喉越し』を味わう、と言っても過言ではないのではないでしょうか。

しかし、その正反対にあるのが、このエールビールなんです。

幾度と常温で飲まれるこのタイプのビールは、主に樽詰めにされ、パブなどの地下室で二次発酵させます。

その期間は約1週間ほど。
そう!短期間で醸造できるのも、このビールの特徴なんです。

ただ、最初にこのエールを口にすると、余り美味しさが感じられないのも事実。

何とも歯切れの悪い?と言いますか、日本人好みのパンチの効いたドライ感が感じられず、また、冷やして飲まないという点がチョッと抵抗感を感じるようで・・・。

しかしこのエールの良さは、飲み続ける事によって解る奥深さ?にあるようです。

よく言われいるのが、3杯目から旨さを感じるビールなのだとか・・・。

確かに、アイルランドのスタウトも余り切れのあるビールだとは言えません。
しかし病み付きになり、愛飲してらっしゃる方が多いのがその証拠!

どうでしょう? 本格的にエールビールに挑戦してみては如何でしょうか?


エールビールの世界

イギリス・アイルランドはエールビール大国

イギリスでもラガービールは造られていますが、やはりビールと言えばエールビールを意味します。
特に、イングランドやウェールズではエール。そして、スコットランドやアイルランドではスタウトです。

そして、他の国の人が何と言おうとも、パブの地下室で適度(約13℃ほど)に貯蔵された「冷たくない」ビールが、エールの醍醐味でもあります。

そんなエールビール(上面発酵)には、真のエール(リアルエール)と呼ばれるイギリス伝統の醸造方法で造られるエールビールがあります。


| 真のエールビール

このリアルエールとは、若いビールを生きた酵母と共に樽詰して2次発酵させたものを指します。
まさに、パブの地下室で眠っているのがこのリアルエールなのです。

そしてパブの主人である醸造主(又は地下室の管理人)が、地下室の温度管理や余分な炭酸の排出、そして熟成期間の見極め等を行って、『生』のエールをお店で提供します。
そう!そのエールこそ、真のエールビールなのです。

因みに、イギリスのビールの殆どがパブやクラブ、レストランなどで『生ビール』として消費されます。
その割合は、全体の7割強!これは世界一の生ビール大国という意味でもあるのです。

*この伝統的な樽内熟成醸造は、CAMRA(Campaign for Real Ale=伝統的なリアルエールを愛する会)という団体の地道な啓発活動によって守られてきました。CAMRAが存在しなかったら樽内熟成エールは存在していなかったかも知れません。

さて、一口にエールと言ってもそこには色んなタイプのエールビールがあります。
ラガーを拒絶?し、独自路線を貫いた英国のビール文化。そんな歴史ある土地では、どんなエールが生まれてきたのでしょうか・・・。


イングランド(イギリス)のエールビール

スコットランド・アイルランドのエールビール

ポーター

ポーターという名の由来は2つありますが、その2つとも「運び屋(=ポーター)」から名が付いたとされています。

1つ目のポーターは、前項でも記載したようにエールビールとはパブの地下室で貯蔵され熟成されます。
店頭に出される時は、地下室から運んで生のエールを提供していた訳ですが、産業革命以降、効率化を図る上でも工場などで大量にエールビールは醸造されました。

その際、今まで無かった配達というスタイルでの供給が行われるようになり、運び屋が持ってくるエールという事で「ポーター」と呼ばれる様になった説です。

もう一つのポーターは、港関係の労働者(運び屋)に愛飲されていたエールビールだったので、ポーターと呼ばれる様になったという説。


ポーターは労働者のエールビール

さて、その誕生なのですが、実ははっきりとは解っていません。
1700年代初頭に現れたとされていますが、醸造技術などが記された文献類が存在しないのが理由の一つです。

また、大きな2つの世界大戦に見舞われ、殆どが消滅してしまったのがもう一つの理由です。

最もオリジナルポーターに近いと言われているのが、ベル醸造所が1722年に造っていたとされるエールビールです。

顧客に提供する為に、ペールエールやオールドブラウン、若いブラウンエールなどをブレンドして造られたエールがポーターの起源だと言われています。

エキス濃度が非常に高く、17度以上あったのではないかと言われています。
また、透明感は無くコーヒーの様な芳ばしい香りと、上面発酵酵母による果実の風味が強調されたエールだったようです。

スタウトの様なクリーミーな泡は無く、ボディも軽めで辛口の味わいだったとも言われています。

ペールエール

ペールエールとは淡色系のエールを指し、当時飲まれていたポーターの様な濃色のエールから比べると、そのブロンズ色に輝く色合いは、非常に斬新であったと思われます。

ペールエールの誕生は、英国のホップの歴史とリンクします。
上面発酵の独特なフルーティーさに爽やかな苦みが加味された味わいは、まさにホップ(ドライホッピング)無しでは造れないエールビールと言えます。

しかし、英国にホップが入って来たのは16世紀頃で、ペールエールは比較的歴史の浅いエールでもあるのです。

最初に知れ渡る事となったペールエールは、ミッドランズ州トレント川流域にある『バートン・オン・トレント』という街で、この地がペールエールの発祥の地であるとも言われています。

また、トレント運河を利用して北海やバルト地域へとエール市場を広めるのには絶好の場所で、ロンドンのポーターは必然とバートンのペールエールと競い合う事となります。


ペールエール発祥の地:バートン・オン・トレント

1200年代からビール醸造が行われていたというバートン。そんなエールの地で最も有名な醸造所が、『バス社』です。

バス社のトレードマークでもある三角の赤いマークは、実は世界最古のトレードマークとも言われており、あのフランスの画家エドゥアール・マネが1882年に描いた最後の作品『フォリー・ベルジェールのバー』の中にも描かれています。


フォリー・ベルジェールのバー

ビターエール

その名の通り『苦い』エールを指しますが、これもペールエールの一つです。
このビターエールは、バートンユニオンシステムという醸造方法で造られたペールエールを指します。

このシステムは、木製樽を連結させた独自の樽で発酵を促す方法で、熱処理されず酵母が糖分を最後まで消化してしまう事により、苦みとドライ感をエールに加味させる働きがあります。
しかし、このバートンユニオンを採用しているのは、今現在ではマーストンズ社のみとなりました。

その一方、瓶詰され熱処理されたエールを一般的にはペールエールと言います。
*とは言え、最近では瓶詰されたエールも「Bitter(ビター)」と表記されているモノが多く見受けられます。


インディアン・ペールエール(IPA)

18世紀頃と言えば、ちょうど英国がインドを植民地化していた時代です。
そうなると、自ずとペールエールも輸出対象品としてインドへ送られる事となります。

とは言え、当時は冷蔵技術や長期保存方法などが無く、また船上での長旅(約5ヶ月程)に加え、赤道直下の横断などによって腐敗が進み、インドに到着する頃には商品価値が無い!何てこともあったようです。

そこで、雑菌効果にも優れていると言われるホップを通常の何倍も投入し、船上でも熟成が継続するよう麦芽の量も増やし、高濃度で醸造されるペールエールを輸出したのです。

その為このインディアン・ペールエールは、アルコール度数が高く(約9%ほど)、甘さが殆ど感じられない苦みとドライ感が一層際立った味わいとなりました。

ブラウンエール

名前の通り、濃い色合いが特徴のエールビール。麦芽をより焙燥させる事により非常に濃く濁った色合いを造り出しています。
ブラウンと表現されていますが、我々日本人からすると黒に近いでしょうか。

このブランエールは、1600年代頃にロンドンでこう呼ばれる様になりましたが、昔からイギリス全土で幅広く醸造されており、地域によって色の濃さや苦み、甘味などが違い独特な味わいを楽しむ事が出来ました。

ただ、ホップが効いた淡色系のビールが造られる前は、全てのエールが濃色系のビールであり、そう考えればブラウンエールの歴史とはエール誕生の歴史でもあるのではないでしょうか。


ブラウンエールとアップルパイ

ブラウンエールは、デザートビールとも呼ばれています。

ビール本来の香りは、もともとデザートには不向きだとされていました。
しかし、その独特な甘みと苦みの抑えらえれた味わい。そして、アルコール度数が低目でエキス濃度も抑えらえたブラウンエールは、アップルパイとの相性が非常に良いとされています。

そんなブラウンエールの中でも非常に個性的だと言われているのが、イギリス北部にあるサミュエル・スミス社が醸造している「オールド・ブルワリー・ストロング・ブラウンエール」です。
通称『ナッツ・ブラウン』とも呼ばれ、麦芽の風味に加えナッツの様な芳ばしい香りも楽しめるブラウンエールです。

また、イギリス北東部の街ニューキャッスルでは、ワインの様な芳醇な味わいを楽しむ事が出来るものや、ホップの苦みが少し効いた辛口のブラウンエールがあります。

イングリッシュスタウト

イングランド(英国)で醸造されているスタウトであり、スウィート・スタウトとも呼ばれ、甘味が強調された英国式スタウトです。
そして、スウィート・スタウトの代名詞と言えば、『ミルク・スタウト』。

ミルク・スタウトは、その名の由来でもある『乳糖(ラクトース)』が、醸造過程で2度加えられているのが特徴です。

最初の煮沸段階で1度入れられ、2次発酵時に再度投入されます。
それにより、芳醇な甘さが加味されたスタウトとなるのです。


ミルク・スタウト

ミルク・スタウトの起源は1900年代初頭、ケント州ハイスにあるマケソン醸造所で生まれたとされています。

牛を放牧させるため、その道すがら醸造内を通り抜けなければならず、許可を得て自由に行き来していた時に、「ミルクをスタウトに入れる」と言う発想に至ったようです。


オート麦(エンバク)

スウィート・スタウトには、もう一つ代表的なものがあります。
それが『オートミール・スタウト』です。

大麦麦芽のほか、オート麦=燕麦(エンバク)と呼ばれる麦を原料に用いたスタウトで、糖化の工程で加えられ柔らかな甘みが加味されます。
濃厚でクリーミーな味わい。そしてチョコレートの様な芳ばしい香りと甘みが特徴のスタウトです。

1950年代に一度消滅しましたが、80年代に入りサミュエル・スミス醸造所が復活させ、その後数社が醸造を行っています。

代表的なオートミール・スタウトの一つに、ヤング醸造所が造るヤングス・オートミール・スタウトがあります。

大麦(バーリー)ワイン

ビールの主原料は、ご存じの様に「バーレー(barley)=大麦」です。
そんな大麦で醸造された「ワイン」の様な奥深い味わいと、高アルコール度数を誇るエールビールが、この大麦ワインです。

ストロングエールとも呼ばれるこのビールは、低いものでも7%以上。高いものになると十数パーセント以上ものアルコール度数となります。

これはビールでは珍しく、数か月から長いもので年単位の間、樽の中で熟成されるからです。
まさに、ワインの様な醸造過程です。


大麦ワイン/バーレーワイン

そもそも、何故このようなビールをイングランドでは造られる様になったのでしょう。

その理由は、フランスやイタリアなどの気候風土とは違い、ブドウ栽培に適さずワイン醸造が行えなかったという事が挙げられます。

まさにバーレーワイン(大麦ワイン)は、ワインへの「憧れ」から誕生したエールビールでもあったのです。


大麦ワインは樽で熟成される

バーレーワインと一言で言っても、その色合いは様々です。
スタウトのような透明度の無い真っ黒な色合いもあれば、透き通った美しい琥珀色などもあります。
*SRM24~SRM40の色あい(SRMの詳細はこちら »

また、このエールビールの特徴でもある味わいは、芳香であればあるほど良いとされ、長期熟成によって生まれるトフィーの様な甘味と、ブランデーやコニャックを連想させるような風味は、まさに「複雑な味わい!」と言えます。

バーレーワイン(大麦ワイン)は、その醸造期間の長さから集荷量が少なくコストも掛かるため、流通量が極めて少ないエールビールでもあります。


Gold Label/ゴールドラベル

その中でも、イギリスで広く流通しているのが『Gold Label/ゴールドラベル』です。

低温(約10℃)で2か月あまり熟成された、エキス濃度24.5度の淡色系のバーレーワインです。
缶ビールとして販売されています。

また、この複雑怪奇なエールビールは、日本の地ビール会社でも醸造されている事に少し驚かされます。

本場イギリスのバーレーワイン(大麦ワイン)を楽しむ事は難しいですが、日本人の好みに合ったバーレーワイン(大麦ワイン)を堪能できる事は、非常に有難いことです。


サンクトガーレン:el Diablo 2015(エル ディアブロ/悪魔の意)
醸造所 サンクトガーレン有限会社
商品名 el Diablo 2015(エル ディアブロ/悪魔の意)
原料 麦芽・ホップ・酵母
アルコール度数 10.00%
生産地 神奈川県
受賞歴 2007年インターナショナルビアコンペティショ銀賞
2008年インターナショナルビアコンペティション金賞
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スコティッシュ・エール

スコットランドの首都・エジンバラは、ヨーロッパを代表する醸造都市の一つです。

スコットランドと言えば、先ずは『スコッチウイスキー』を思い出すでしょうが、エールビールにも麦芽の香りが強調された独特なビール文化が育まれています。


スコットランド 首都 エジンバラ

スコティッシュエールの特徴としては、濃厚且つコクが感じられる麦芽の風味と、苦みが抑えられた味わい。そして、濃色系の色あいにあります。
特に、大麦を活かした芳香な香りが代名詞と言っていいエールビールです。

ただ、イングランドの「ブラウンエール」とよく似たエールビールとも言われ、実際両方出されるとどちらがどちらなのか解らなくなる程、この2種類のエールビールは酷似しています。

その理由の一つは、地域性。どちらも良質な大麦栽培が可能であった反面、ホップ栽培には適さずその殆どを輸入に頼っていました。

その為ホップの使用を抑える事となり、逆にモルト風味の豊かで苦みの抑えられたエールビールが造られるようになったのです。


スコットランドは大麦栽培に適している

しかし、ブラウンエールとスコティッシュエールには大きた違いがあります。
それは「醸造方法」です。

麦芽も淡色系のモルトと濃色系のモルトをブレンドし、ブラウンシュガーなどを副原料として用います。
また、低温で比較的長い時間を掛けて発酵させる為、ビールには相応しくないとされる『フェノール臭(薬品臭)』が加わりますが、この香りがスコティッシュエールの独特な芳香を特徴付けています。

スコティッシュエールは、エキス濃度の違いによっても呼び方が変わってきます。
下記で示したのは、イングランドで一般的に分類されるエールビールのタイプをスコットランドで置き換えた場合の名称です。各個内はエキス濃度を表しています。

イングランド スコットランド
マイルド ライト/60シリング(7.5度以上)
ビター ヘビー/70シリング(8.8度以上)
プレミアムビター エキスポート/80シリング(10度以上)
バーレーワイン ウィー・ヘビー(21度以上)

因みに『シリング』とは、古い貨幣の単位の事を指し、いつしか麦芽濃度を示す名称になったものです。
また、スコティッシュエールには、このシリング表記がされています。

スコティッシュエールも流通量の非常に少ないエールビールです。その殆どがスコットランド国内で消費されます。
その理由は知名度にもよるのでしょうが、「人気が無い・・・」といった理由も一つです。

やはりビールには、ホップによる苦みと爽やかさが不可欠と思っている人が多いという事でしょうか。

その為、世界中に広まったIPA(イングリッシュ・ペールエール)などは、同じぐらいエキス濃度が高いのに、ホップの苦みが加味される事によって多くの支持を得る事となったのです。

スタウト

アイルランドのエールビールと言えば、世界中で愛飲されている『スタウト』。
そして、アイルランドで代表的なスタウトと言えば、首都ダブリンにあるギネス社です。


アイルランド 首都 ダブリン

ギネス社は、1759年に設立され当初はポーターをメインに醸造していました。
ロンドンスタイルと言われる古典的なエールでもあったポーターは、イギリスの他の地方にも広がりを見せ、アイルランドにも伝わって行ったのです。

しかし、ペールエールの誕生により一気にその分布図が入れ替わり、ポーター醸造は陰りを見せます。

そして、そのポーターの歴史が脈々と受け継がれる事となったのが、『スタウト・ポーター』。すなわちスタウト(エクストラ・スタウト)なのです。


ポーターとスタウト・ポーターの違い

スタウト・ポーター。すなわち『強めのスタウト』という意味であり、ポーターよりアルコール度数が高く、甘みが抑えられスッキリとした味わいが特徴です。
そして、醸造過程においても違いがあります。

ポーターは、焙燥された麦芽を原料に仕込まれていきますが、スタウト・ポーターの場合は、ペールエールで使われる淡色麦芽をベースにして、真っ黒に燻された麦芽をスペシャルティーモルト(色、味、そして香りをビールに付け加える麦芽)として添加します。
そうする事により、ペールエールのようなスッキリとした味わいと、ポーターのように深みのある味わいを併せ持ったエールビールとなったのです。


アイルランドのエール:ギネススタウト

「ギネスは常温で・・・」。
その独特な甘さとコク、そしてポーターから受け継がれた芳醇さを味わうには、常温で味わうのが一番です。

しかし、ドラフト・ギネスは冷やしても格別!
熱処理していない『生』のスタウトは、回転率が速いためアイルランドではどこで飲むギネスよりも旨い!と言われています。


ギネスドラフトとギネス・エクストラスタウトの違い

ギネスドラフトは、上記の様に「生」を表し、小売店やスーパーなどでもよく見かける「缶のギネス」もそれに当たります。

しかし、「生」なのにどうして缶ビールなのか?という疑問が沸いてきます。
これは、ギネス社が社運を掛けて開発した『フローティングウィジェット(缶の中に入っている球体)』によって、缶でもドラフトの様なクリーミーで新鮮な味わいを楽しめる様になったからです。


フローティング・ウィジェット

スタウトの命でもあるあのクリーミーな泡立ち(カスケードショーと呼ばれる)は、まさに小さな滝(カスケード)の様にグラスの周辺部から落ちて行く様が非常に美しいとされています。
そして、そのドラフトでしか味わえない「泡」をこのボール(フローティングウィジェット)によって、家庭でも手軽に造り出す事が出来るようになったのです。

方やエクストラスタウトは、瓶内熟成された瓶入りのギネススタウトを指します。

こちらは、言わば『元祖』と言えるスタウト。
アーサー・ギネス2世がポーターを醸造する為の詳細を記述。そのレシピを基本として造られたのが、このエクストラスタウトです。250年余りの歴史を忠実に受け継ぐスタウトでもあります。

また、ドラフトとは違ったキレの良さと、ポーターから受け継ぐ芳醇な味わいを楽しむ事が出来ます。


ギネス・エクストラスタウト

スタウトはギネスだけではない!

アイルランドでは、ドライ・スタウトを造る醸造所は幾つかあります。
その代表的な一つが、『マーフィーズ』です。


マーフィーズ アイリッシュスタウト

1856年に創業したアイルランドのコーク州にある醸造所で、地元アイルランドではギネスと二分する程の人気があります。

元々、ウィスキー造りにも力を入れていた醸造所でしたが、80年代半ばにハイネケンの傘下となり、増産体制が強化され、今現在では世界80か国以上で販売されるようになりました。

マーフィーズでは、アイリッシュスタウトと呼ばれるスタウトが造られ、製麦されていない大麦を副原料として用いて醸造が行われています。

しっかりとしたコクと香ばしい香り。そして、炭酸系のドライ感やキレが無く、コーヒーの様な苦みの効いた伝統的な味わいが楽しめるスタウトとなっています。

黒ビール.comがお勧めする「イギリスビール」一覧

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ストロングスコティッシュエールと呼ばれアルコール度は7%以上もあり、ワインの様に熟成した深みのある味わい。賞味期限は10年に設定!・・・

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イギリスのオールドビールの代表格、それがオールド ペキュリア:フルボディ、ミルクチョコレートの様な甘い香り、そして後味は辛味も感じられる特別なビール・・・

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