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ベースモルトはビールの基本

麦芽(モルト)の中でもベースモルトはビールの味を決める要

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麦芽(モルト):ベースモルトは基本


ベースモルトは、名前の通りビールのベース(基本)となる様々な麦芽を総称したもので、焙燥温度(温風乾燥)を低くして発芽の生育を止めます。

それにより、このモルトの中には多くの糖化能力を持った酵素が蓄えられ、自身のタンパク質は基より、他の副原料(米やコンスターチ)をも十分糖化することが出来るようになります。

このような製麦(大麦を麦芽にして焙燥し保存できる状態にする)を行った麦芽(モルト)を使うことによって、アルコール発酵が出来る麦芽となりビールを造り出すのです。

ちなみにこれ以上焙燥温度を上げると、発芽で蓄えられた酵素類が失われてしまい、ベースモルトとしての役割を補えません。(例外的に酵素が失われないものもあります)


ベースモルトの特徴


ベースモルトと一言で言っても様々な特徴の麦芽(モルト)があります。

大麦自体取れる場所によって違いがありますし、モルティング(大麦を水に浸し発芽させる作業)によって出来たグリーンモルト(緑麦芽)の水分量の違い、それに焙燥温度の違い、モルトに含まれるデンプンやタンパク質、ビタミンやミネラルなどの栄養素の量によってそれぞれ違ったベースモルトとなり、その種類は多岐に渡ります。


■代表的なベースモルト
ピルスナーモルト
(二条ラガーモルト)
70℃前後の温度で焙燥、タンパク質を糖化する力が強い、ヨーロッパ大陸でベースモルトとして使われる。
(1.5〜2.0SRM)
ペールエールモルト 焙燥温度は120℃前後、この麦芽(モルト)は自身のタンパク質の量しか分解することが出来ず、副原料を使う場合は他のベースモルトを補う必要がある。イギリスのエールビールで一般的に使われる。(3.0〜4.0SRM)
ウィンナモルト ペールエールよりやや高めの温度で焙燥、その分糖化能力は落ちるがベースモルトとして使用可能。赤みがっかたビールで使用(主にウィーンスタイルのビール)ベースモルト、スペシャルティーモルト両方で使われる。(2.5〜4.0SRM)
ミュンヘンモルト 焙燥温度は100℃〜115℃前後で主に赤褐色のラガービールに用いられる麦芽(モルト)。デュンケル、ボックなど
ベースモルト、スペシャルティーモルト両方で使用。(5.0〜12.0SRM)

*この数値はあくまでも参考データーで、メーカーによっても違いがあり、正確な指標ではありませんのでその旨ご了承ください

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